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舞屋日記
「 ゲド戦記 」
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 今更ながら感はあるが、みんなでゲド戦記を観ました。
議員や芸能人とかでよく「二世批判」があるが、この作品はその「二世監督」の作品である。
始めに言っておきますが、ボクは二世を批判しません、二世だろうが一世だろうが良い物は良いし、駄目なものは駄目であるという立場です。

 で結論から言うと、これは「宮崎(父)作品を切り貼りして作った作品だ。」ということ。

 宮崎監督(父)はかつてこのゲド戦記をアニメ化しようとして、原作者に断られたのは有名な話。
そして今回は原作者からアニメ化の話をもちかけられ、逆に宮崎(父)が断った。
断った時宮崎(父)はこう言ったとか、「私の映画作品を見てもらえば解りますが、私は多くをゲド戦記からもらった・・・」と。

 それを考えると、逆に宮崎作品がゲド戦記を切り貼りした作品郡だった可能性もありますが、いづれにしてもこの作品を宮崎(息子)が初監督作品に選んだのは、更に言えば、ジブリがアニメ化したことは失敗だったと言わざるを得ません。
 もし、宮崎監督(父)作品がこの世に存在していなかったとして、純粋にこの「アニメ・ゲド戦記」を観れば、この映画の出来は悪くないです。
でも、それは有り得ない。
宮崎監督(父)作品がなかったらこの作品そのものが存在し得ませんから。

 この世には代々伝統の技を受け継ぐ「職人」が存在します。
それらは「伝承」とか「継承」とか呼ばれますが、映画の分野でそれをやったら、ただの「コピー」であり「真似」になってしまいます。
 「他人が作ればコピーだが、息子だから継承だ」とは残念ながら言えません。

 宮崎(息子)監督の次回作があるかどうかは解りませんが、もしあるとしたら次は父の真似ではない独自色を出したオリジナリティのあるものを作ってほしいですね。
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